住宅ローン審査は、借り手の健康診断です
つまり、ローンプランは健康管理なのです。借り手のみなさまのローン計画を銀行が審査(健康診断)します。
STEP1 返済負担率
返済負担率とは・・・年収に対して何%までの返済ならOKかという率。
【条件1】年収400万未満の方 = 30%、年収400万以上の方 = 35%
(例)年収370万×30% = 111万/年間(月々 92,500円の支払)
(例)年収450万×35% = 158万/年間(月々131,250円の支払)
となります。
【条件2】奥様が働いている場合は、収入合算可能です。
【条件3】完済年齢は79歳までOKです。返済年数の上限は35年です。
STEP2 年間返済できる限度額
(例)ご主人様年収 500万、奥様年収50万 の場合で計算してみましょう。
世帯年収 ご主人様年収 500万 + 奥様年収 50万 = 550万
年間返済できる限度額 世帯年収550万 × 返済負担率35% = 192.5万円
となります。
STEP3 他の借入の計算
STEP2で計算した年間返済限度額より
年間返済限度額 192.5万 -住宅以外の借入金 60万= 返済可能額 132.5万円
となります。
※住宅以外の借入金は、例えば車のローン、カードローンの合計金額になります。
STEP4 借入限度額の計算(目安)
STEP3で計算した返済可能額より
返済可能額132万円の場合、3,300万円を借入限度額に設定しましょう。
【※下記より】
-借入限度額参考(35年ローンの場合)-
返済可能額108万円の場合、2,700万円までを借入限度額に設定
返済可能額120万円の場合、3,000万円までを借入限度額に設定
返済可能額132万円の場合、3,300万円までを借入限度額に設定
返済可能額144万円の場合、3,600万円までを借入限度額に設定
返済可能額155万円の場合、3,900万円までを借入限度額に設定
返済可能額120万円の場合、3,000万円までを借入限度額に設定
返済可能額132万円の場合、3,300万円までを借入限度額に設定
返済可能額144万円の場合、3,600万円までを借入限度額に設定
返済可能額155万円の場合、3,900万円までを借入限度額に設定